種田山頭火と赤ちょうちん。
こんにちは。
ゆのひら星楓です。
種田山頭火という詩人をご存じでしょうか?
その生涯において、8万句以上の俳句を詠んだと
言われている自由律俳句の代表的俳人です。
波乱万丈の人生を乗り越え、43歳にして放浪の旅に。
漂流の旅と、定住を繰り返し、全国各地で
俳句を読みました。
昭和5年。山頭火が48歳のころ漂流旅の途中で
ここ、ゆのひらに立ち寄りました。
多くの土地を放浪してきた山頭火が湯平に2泊した際に
詠んだ句
「しぐるゝや人の情けに涙ぐむ」
これは、山頭火が宿屋を借りて宿泊した日中に、着物を川で洗濯して河原に干していて、部屋読書に夢中になっており、
時雨てきたことに気づかずにいたら、
宿屋の娘が山頭火の着物を持って
部屋まで駆け込んできてくれたそのやさしさに感激して
読んだうたです。
「ここ、湯平というところは気に入った。いかにも山の湯の街らしい、石だたみ、宿屋、万屋、湯坪、料理屋云々、おもしろいね。此の温泉はほんたうに気に入った。山もよく水もよい、湯はもちろん良い、よく飲んでよく食べて、よく寝た、ほんとうによい一夜だった」(行迄記より)
些細なことから人のやさしさに感動し、
その土地のすべての豊かさかに感激し、
ここゆのひらでも多くのうたを読んだと言われています。
【古民家を改築して作られた山頭火ミュージアム】
石だたみをゆっくりと歩いていると、
情緒あふれる情景にふれ、
なんとも心穏やかな気分にさせられるのが
不思議なものです。
デジタルデバイスで暗号化された言葉に
浸食された想像力を呼び覚まし、
ここで一句読んでみる。なんてことも
素敵ですよね。
夜はまた、違った表情を見せてくれる
ゆのひらの石だたみを赤く照らす、趣深い赤ちょうちん。
前から山頭火の着物を抱えて
走ってくる宿屋の娘が脳裏にうかび、
なんともほほえましい気分にさせてくれます。
星楓にお泊りの際は、
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